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川村記念美術館に行った(2020年7月9日)

2020年7月9日

2020年7月9日、大学時代の先輩に誘われて川村記念美術館に行った。

川村記念美術館へは、千葉駅から4駅ほどのところにある物井駅からタクシーで行った。普段なら、送迎バスなどがあるようだが、コロナで来館が制限されていて、バス等がなくタクシー以外の交通手段がなかった。タクシーで駅から15分ほどだったと思う。立地的には、ほどほどに山奥で周りは自然に囲まれていて、手入れされている自然ではあるもののとても癒される空間だった。駅から美術館までの過程でも、久々に九州の田舎のような景色を見て、癒やされた。時期的には梅雨で、小雨が降っていたが暑すぎず、むしろ風情のある感じだった。

展示物の鑑賞

開館の10時半から閉館の16時までずっと滞在し、展示物や自然を楽しんだ。展示物は現代美術が中心だが、会館の10時半から閉館の16時までずっと滞在し、展示物や自然を楽しんだ。

展示物は現代美術が中心だが、特に感動したのがマーク・ロスコのシーグラム壁画の中の1つの作品だった。マーク・ロスコの作品は、10個程度の大きな抽象画が1つの部屋の中に置いてあったのだが、マク・ロスコの作品のみが展示されていて独特の空間になっていた。人がほとんどおらず、ゆっくり独占して鑑賞できたからというのもあると思うが、その中の1つの作品に非常に感動した。抽象画と言うのは今までよく理解できないものだったが、吸い込まれるような迫力があり何分でも見ていられると思った。実際何分もその前に座り凝視してしまった。

美術館全体で、作品数もそれなりにあり、建物も有名な建築家が作ったもので見ごたえがあった。東京の美術館や博物館はいつも非常に人が多く、ゆっくり自分のペースで見て回るとことが難しいが、このような特殊な状況であったため本当に人のことを気にせず見ることができて、その心の余裕が感動する要因になったのかもしれない。

庭園の鑑賞

閉館の1時間ほど前くらいに建物を出て、周りの庭園を見て回った。

庭園はかなり広く、様々な植物が植えてあり湖には白鳥や鴨もたくさんいた。庭の中には大きなモニュメントが立っていたり、もっと時間があればゆっくり散歩してみたいと思った。庭には休憩所もあったが、人がいなかったため中は誰1人おらず庭園の中でもほとんど人と会う事はなく、これほど整備されたきれいな自然の空間を独占できるのはとても贅沢だと思った。

ほとんど人に会わずに鑑賞できると言う機会はなかなかないと思うが、本当に良い経験だった。行くのは2時間ほどかかったし、タクシー代等費用もかかったが、お金には変えられない体験だった。

様々な美術館に行ってきたが、遠出は福岡の九州芸文館(筑後船小屋駅近く)に行って以来だったと思う。あそこも自然が豊かで、人が少なくて静かでとても良いところだった。芸術鑑賞の体験は、人混みの中で見る話題作より、周囲の環境が良いところで自分のペースで丁寧に感じながら行う方が良いものになると思う。

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