二天一流

二天一流剣術の鍛練が日常的に役立った4つのことと悪い面

二天一流で役立つこと

このblogでは、繰り返し二天一流剣術の特徴や魅力について書いています。

しかし、剣術などに縁がないという人には、イマイチ魅力が伝わりづらいのではないか、とも常々思っていました。

そこでこの記事では、私が二天一流剣術をはじめて、より日常的に役に立ったことについて書きます。

少しでも興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

疲れなくなる

まず第一に疲れなくなります。

日本の古流剣術に伝わっている身体の動かし方は、昔の侍たちが、戦闘の中からつくり出してきた動かし方です。

そのため、非常に省エネな疲れない身体の動かし方なのです。

現代人は、生活の中で自分の身体を使って何かをする機会が非常に限られています。

デスクワークの人などは、一日中PCの前から動かないということも少なくないのではないでしょうか。

そのような身体を動かさない、ずっと同じ姿勢から動かないという生活を続けていると、知らず知らずのうちに、

  • 筋力が衰える
  • 体が歪む
  • 無駄な緊張から体がこる
  • 感覚が鈍り、自分の身体の動きに鈍感になる

などのことが起こり、疲れやすい動きで生活するために、さらに疲れやすい身体になっていくという悪循環に陥りがちではないかと思います。

二天一流剣術を学ぶと、自分の身体の状態(姿勢や動き、筋肉の緊張など)に対して、良い意味で敏感になります。

そのため、稽古の中ではもちろん、日常生活の中でも自分の動きや姿勢に気を遣うようになり、無駄に筋肉を緊張させないようにしよう、効率よく身体を動かそうと意識するようになります。

その結果、日々の生活で疲れることが減り、より疲れない身体になっていく、という循環が生まれるのです。

私は二天一流剣術を十代のころからはじめましたが、それ以降長い時間をかけて、確実に疲れにくい、効率の良い動きをする身体に変わってきている実感があります。

常に堂々としていられる

二天一流剣術では、流祖宮本武蔵の書いた『五輪書』や、南郷継正先生の『武道の理論』などを教科書として用いて、心の鍛え方についてもしっかりと学びます。

学んだことは稽古の中で実戦的に繰り返し、心の状態も一つの「技」として修得していけるようになっています。

つまり「いつもおどおどしてしまう」「緊張しがち」「ここぞという時に心が折れてしまう」などの悩みを持つ方でも、剣術を通して強い心を身につけることができるのです。

「それは他の武道でも同じでは?」

と思われるかもしれませんが、当会の場合は「宮本武蔵」という剣豪が見出した最上の技・精神の修得を目標にしている点、唯一無二の南郷先生の「武道の理論」を元に、心の修行についても理論的に学べる点に、他の武道や流派にはない大きな魅力があると考えています。

ストイックになる

さらに、私の場合は二天一流剣術を学ぶことで、非常にストイックな性格になったと思います。

ここでのストイックとは、必要以上に禁欲的になり、いろいろな欲求を我慢するということではありません。

自分の目標を達成するために、しっかりと自制心を持って努力し続け、着実に成果を出していく姿勢のことです。

こうした姿勢を身につけることができたのは、何より求道者である流祖宮本武蔵の精神に『五輪書』等を通して触れることができるためです。

さらに、同じく宮本武蔵の境地を目指す、代表の宮田師範やその他の先輩達が身近にいることも、とても良い刺激になります。

私は、二天一流剣術を通して身につけたストイックさで、学生時代の研究や社会人になってからの仕事でも、人一倍速く成果を出すことができた実感があります。

前向きになる

さらに、当会で二天一流を学ぶと「前向き」なメンタルを維持できます。

なぜかと言うと、当会では南郷先生という武道家が創出した理論に基づき、弁証法的に武道を学ぶからです。

「武道と弁証法に何の関係があるのか」

と思われるかもしれませんが、これは本当に大切なことです。二天一流で学んだ弁証法は、私の人生における最大の武器の一つになっています。

弁証法的な論理能力を身につけることができると、一つの物事を「あれかこれか」と見るのではなく、「あれもこれも」と見ることができます。

非常に日常的な場面で言うと、何らかの失敗をしても「こんなことをしてしまうなんて」と落ち込むことなく、その失敗の中から次に活かせる部分を取りだし、成長するためのステップとして利用することができるのです。

弁証法については、説明も理解することも非常に難しいことですので、また別の機会にまとめたいと思います。

ここまで良い面ばかりを書いてきたので「悪い面もあるのでは?」と思われるかもしれません。

二天一流をはじめて分かった悪い面

そこで最後に、私が二天一流をはじめてぶつかった「悪い面」についても紹介します。

①熱中して他のことが疎かになる

二天一流に出会った大学生時代、私は勉強よりも剣術の稽古を優先したい誘惑と常に戦っていました。

そのため、試験前でも稽古に行き、帰宅後の深夜や早朝に一人稽古をするような生活を送っていました。

その結果、授業中眠くて仕方がなく、図書館で寝ている間に授業が終わっていたということも1回ではありませんでした、、

②練習時間が短くなるとイライラする

また、仕事が忙しく練習時間がなかなか取れないような期間は、練習ができないフラストレーションからイライラしてしまうことがあります。

稽古は習慣になると、歯磨きのように「やらないと気持ち悪いこと」になります。

従って、稽古する時間が少ない日々が続くと、イライラしてしまうのです。

③二天一流を中心に人生を考えてしまう

さらに、私の場合は二天一流を続けるうちに、自分の技・精神のレベルを高めるだけでなく、より普及させていきたいと強く思うようになりました。

その結果、自分の将来のことを考える上で、

「仕事と二天一流をどう両立するか」

「どのように普及させていくか」

といったことを、必ず考えてしまいます。

二天一流なしの人生など考えられないため、「仕事」「家族」といった人生の重要なファクターの一つに「二天一流」も入り込んでしまうのです。

その結果、選択肢が限られることもあるのかもしれません、、

私にとっては、二天一流剣術はそのくらい魅力があるものなのです。

少しでも興味を持った方は、お気軽にメール、コメントください。

 

ABOUT ME
ふかや
福岡出身、川崎在住。古武道の修業と仕事を両立するための道を模索中の28歳フリーランス。人の可能性を拓くことに興味を持ち、2018年からコーチングを学び、日々セッションの修業中。趣味は琉球古武道、読書。