伝統・文化・芸術

岡本太郎美術館に行った(2020年12月24日)

2020年12月24日

2020年の仕事をある程度終わらせ、世の中が冬休みに入る少し前に息抜きをするために、前から行きたかった川崎市の岡本太郎美術館に行った。

最寄り駅からは20分ほど歩き、広い公園の中をさらに奥に進んだところにあった。その手前には、大きなセコイア杉が立ち並んでいた。子供のころから、セコイア杉が好きだった自分にとってとても癒される空間だった。

階段を上がるとカフェがあり少し早い昼食を取る。美術館のカフェは少なめなところが多いが、ここはしっかりした量だった。たまたまクリスマスイブだったこともあり、ロールケーキを食べた記憶がある。

それから美術館に入り鑑賞。セリグマンとの企画展を行っていた。

コロナ禍で作品も集められないのだと思うが、セリグマンの作品は印刷されたものが紹介されており、それ以外は所蔵されている作品ばかりだった。しかし、岡本太郎が好きな自分にとっては何も問題なかった。

岡本太郎は、人類学者のモースの元で学問修業をして、日本の縄文文化、民族文化を深く研究して創作していたようである。そのため、作品は前衛的でありながら、古代のアニミズムの影響を感じさせる生々しさがある。

また、留学前の作品、留学後の作品、セリグマンを亡くした後の作品と時系列で見ると、大きく変化していっていったことも分かった。

岡本太郎の本は数冊読んだことがあるが、自分が感じ取ったのは、その強烈な反骨精神、主体性と、型破りな創作の背景にある豊かな教養である。「画壇」的な日本の芸術に強く反発し、多面的に活動しつつ、独自の主張を強く強く行っていった。

強烈な個性ばかりに目が行ってしまうが、新しい時代をとことん主体的に創ろうとしたその姿勢には、感動する。もっと深く知りたいと思う。

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