お金

家計簿を辞めた方がお金持ちになれる仮説

家計簿を付けるのを辞めた

2018年もほぼ終わりつつありますが、私にはまだ見直したいことがあります。

その一つが「お金の習慣」です。

私はこれまで、少しでも有益なことにお金を使いたいという思いから、マネーアプリ「Zaim」で毎月の支出をほぼすべて記録していました。これが我が家の家計簿となっていました。

しかし、この1年で「お金や資産」に関する考え方が変わったため、4月から続けていたお金の習慣を見直したいと考えているのです。

結論を言えば、「Zaim」を使ったお金の管理は辞めることにしました。今日は私のお金観と新しい習慣について書きます。

きっかけになったのは妻の一言

お金の習慣を再検討するきっかけになったのは、

「レシート集めたりするの面倒くさい」

というありふれた一言でした。私はレシート集めに加えてZaimでの細々とした支出の記録やデータのチェックなども行っているのですが、確かに全部面倒だし毎週末にやるのが億劫でたまりません。

でも、お金の管理は必要なことだし、お金に困らない生活をしていくためにも、ちゃんと管理していかないといけないと考えてやってきていました。そのため「面倒くさい」という自分の気持ちは見ないようにしてきました。

そんな封印していた面倒くささが、妻の一言でムクムクと湧いてきて「お金の管理、もういっそやめていいかな」と思ったのです。

私のお金観の変化〜お金以外の資産を重視すること〜

とは言え、そう簡単に考えをコロッと変えたわけではありません。

実は今年1年間いろいろな本を読み、自分の行動を見直してきた中で、お金に対する考えがじわじわと変わってきていたのです。

その考えとは、お金そのものを大事にするのではなく「お金を生み出すもの」もっと言えば「自分の人生を豊かにするもの」に広く目を向けて、それらを大事にしていこうという考えです。

では、「自分の人生を豊かにするもの」とは何なのか。これは、ここ数年で読んだ本が参考になりました。たとえば、お金、資産運用などの本をたくさん出している橘令氏の『幸福の資本論』の中では、以下の3つのうち2つ以上が豊かだと幸福な人生を送ることができると書かれていました。

  • 金融資産→経済的な自由さ
  • 社会資本→人との絆、共同体意識
  • 人的資本→自己実現、仕事での成功

この3つが人生のインフラになるという考え方です。

また、「人生100年時代」という言葉を流行らせるきっかけになった(?)『LIFESHIFT』では、長寿化によって長くなっていく人生の中で豊かに生きるためには、お金以外の無形資産として以下の3つの資産が必要だと説かれていました。

  • 生産性資産→スキル、知恵、仲間、評判など仕事の基盤
  • 活力資産→いつまでも元気に活動できる健康さ
  • 変身資産→キャリアチェンジに役立つネットワークや姿勢、考え

これらをざっくりまとめると、仕事につながるスキルや知識、知恵、信用、ネットワーク、感情的な基盤になる友人、親族、仲間とのつながり、健全な人生の土台となる健康さなどが、豊かな人生を送る上での一種の資産(もしくは資本)である。お金を貯めること・増やすことだけでなく、これらの資産を蓄積することを考えて行動しようという話だと思います。

私もこの数年で上記のような考えに変わってきたため、お金を大事にするだけでなく豊かさの基盤になるものを見つけ、必要ならそこにお金を使っていこうという考えになったのでした。

真に管理すべきお金の出入り

こうしたお金観が身についたことで、

本当に大事なのは、細々とした日常のお金の出入りを管理して貯金額を増やすことよりも、それが自分の人生を豊かにする出費かどうか、常に判断しながらお金を使う姿勢なのではないか。

その判断基準を磨き、お金を手元に置くことよりも「お金を生み出すもの」にお金を使っていった方が良いのではないか。

こういった考え方に変化していきました。

これが最終的に家計簿を辞める行動に繋がるのですが、、それだけで家計簿を辞めたのではありません。

上記の話には、大事な大事な人生のリソースの話が抜け落ちています。それが「時間」です。

「時間」をつくり出すことを何よりも大事にしたい

そもそも、生産性資産も変身資産も活力資産も「お金」と「時間」がなければ蓄積できないのではないでしょうか。

「貧乏暇なし」とはよく言ったもので、お金と時間がなければ自己投資したり、健康のために休んだり、ネットワークを作ったりできません。順番で言うと、お金&時間を投資することで生産性資産や変身資産、活力資産が蓄積されていき、その結果豊かさが生み出されるのではないでしょうか。

(画像)

そのサイクル回すことで、豊かさが再生産されていく。

そして大事なのが、自分の生産性資産やネットワークを作って行くことでお金を増やすことはできるが、時間は減る一方だと言うことです。ということは、何よりも時間を生み出すことに注力しないと、豊かのサイクルは生まれないのです。

したがって、私は「豊かさをつくり出す」ための資産を蓄積するために、まずは「時間を生み出す」ことを大事にする、という行動基準を作り出したのでした。

家計簿への記録が生み出しているものは何か

回り回って家計簿の話に戻りますが、私は上記のような考えを持つに至る中で「家計簿ってそもそも何のために記録してるんだっけ?」と考え直しました。

家計簿を記録することで豊かさは生み出されているのか?

答えは「No」です。

日常的なレベルでの支出は調整できていますが、家計簿の管理から月に万単位も作り出せているわけではありません。それよりも、たまに固定費を見直す方がはるかに効果が高そうです。

しかも、家計簿を記録することに毎週数十分取られていて、月にすれば2時間くらい取られている可能性があります。1年にすれば24時間=丸1日も家計簿の記録に使っているのです。

「まずは時間を作り出す」という私の基準から考えると、これは改善すべき考えだと感じました。その結果、家計簿という習慣に決別することにしたのです。

まとめ

家計簿をやめる話がとても大きくなりましたが、考え方を変えてからは自分自身の能力が向上したり、新しい人との繋がりができたり、すでに人生が豊かになっている実感があります。

大事なのは、新しくなった行動基準にそって行動を続けていくことです。

私の考え方が正しいのかどうか、これからの結果で明らかになっていくでしょう。

ABOUT ME
FT
福岡出身。学問と古武道。