学び

【本紹介】ブランディングの基本が分かる『ブランディングーデジタル時代の基礎知識ー』

ブランディングとは

最近Twitterを見ていて、フォローしているWebマーケターの方が以下の本を紹介されていました。

『デジタル時代の基礎知識ーブランディング』

ブランディング初心者にはとても勉強になったので、この本を読んで勉強になったポイントを紹介します。

ブランディングはすべての企業に必要なこと

私はこれまで、ブランディングには特に興味がありませんでした。

何となく、大企業が自社のイメージ戦略のためにやるべきことだと思っていて、個人や小さな会社には必要ないこと=自分には関係ないことだと思っていたからです。

しかし、この本には冒頭に以下のように書かれており、ブランディングは個人にも小さな会社にも必要なことだと分かりました。

消費者は、様々な商品やサービスの中から、自分が欲しいのものを選びます。そのため、商品・サービスを提供する会社側は、消費者に選んでもらうための施策が必要です。

そこで「こう思われたら選ばれる」というブランディングが、その手段になるということです。

では、どうすればブランディングによって自社の商品・サービスを選んでもらえるのでしょうか。

一貫したイメージを伝え続ける

それは、消費者と自社の商品・サービスとのあらゆる接点で、一環したブランドイメージ・印象を伝え続けることだと書かれています。

我々二天一流剣術を一つのサービスとして考えると、Web上で発信するブログやSNSでの情報や、雑誌に掲載された場合の情報、問い合わせがあった場合の対応、見学・体験に来たときの対応、加入後の実際の稽古などが、顧客(入会者)との接点になります。

そのあらゆる接点で、二天一流を「自分もやりたい!」と思ってくれるようなブランドイメージを発信し続けることになるでしょうか。

シャンプーの会社なら、その商品が天然素材を使った健康志向の人向けのものなのか、誰でも使えるファミリー向けなのか、髪質にこだわる人のための女性向けなのか、フレッシュ感を求める男性向けなのかなどで伝えるべきイメージは細かく異なります。

自社の商品・サービスにとって適切なブランドイメージを策定し、それを顧客とのあらゆる接点で一貫して伝え続けることが、ブランディングの原則なのだということが分かりました。

一貫したイメージを伝え続けることは、簡単なようで難しいと思います。

しかし、一貫していなければ、顧客からすれば結局その商品・サービスが自分が選ぶべきものなのかが分からないため、購入に至りません。

そのため、どのような会社でも、ブランディング戦略を持っておくべきだということです。

ゼロイチの起業では後回しでも良いのか

ただし、ブランディングを行わないという選択肢についても書かれていました。

それは、ブランディングをしなければ一貫したイメージを伝える必要がないため、変幻自在のゲリラ戦ができるということです。

そのため、ゼロから起業する段階ではブランディングを考えるよりも、状況に応じて事業を変化させ、安定してきてからブランディングを考え、実行していけば良いのではと思いました。

剣術流派にもブランディングが使えるか

『ブランディングーデジタル時代の基礎知識ー』は仕事の勉強の一環として読みましたが、読んでいるうちに古武道・剣術の流派でも活用できるのではと思いました。

商業的に行っていない古武道の流派では、自分たちのことをあからさまに売り込むことを嫌うような印象があります。

しかし、世間一般からはほとんど知られていないマニアックな世界ですので、何かしらの売り込み・発信をしていかなければ、どれだけ伝統があっても淘汰されていく運命にあると思います。

そのため、古武道・剣術流派でも、自分たちの流派がどのような強みや特徴、魅力を持っているのか、一貫したことを伝え続けることで、他の流派と差別化し、人を引き込んでいく工夫は必要なのではないでしょうか。

私は流派を動かすような立場ではありませんが、実現できる範囲でブランディングの知識も活かしていきたいと思います。

ABOUT ME
FT
福岡出身。学問と古武道。