コーチング

コーチングを受けての最大の変化は頭の中に常に「問い」ができること

2018年10月14日

コーチング後の最大の変化

先日はじめてコーチングの体験セッションを受けて、自分の中で思考がとても深まりました。

コーチングを受けていた時間はもちろんなのですが、その後の時間も思考を深めることが確実に増えています。つまり、考えるべきことに意識が向き「なぜ?」や「どうやって?」を、これまで以上に考え続けられるようになりました。

それはなぜなのか考えたところ、コーチングを受けた後から、コーチから受けた問いが常に頭の中に残り、頭の中でコーチと何度も対話をするようになったからでした。

セッション中にコーチから問われたことを、セッション後も何度も思いだし問われたことを考え続けるため、その結果思考の深さやスピードが大きく変化しているのです。

これは、コーチングを受けての最大の変化かもしれません(まだ1回しか受けていませんが、、)

私は剣術を通して武道の理論を学ぶために、認識論という学問を勉強していました。その中で、人間の認識は「問いかけ式の認識だ」ということを学びました。

問いかけ式認識とは、人間は外界のあらゆることに対して「なぜ?」と問いかけ、その問いかけから外界を反映し、物事を感じ、考え、思考していくのだということです。

そのため、どのような「問い」を持っているかが非常に重要であるのです。

私の知り合いのある学問を研究している方は、常にその学問における最大の疑問をカードに書き、それを常に携帯し、ことあるごとに見返すことで積極的に「問いかけ式認識」を活用していました。

その「問い」を意識し続けることで、あらゆることを見たり聞いたり感じたりしている時に、その問いをベースにして外界を反映させ、自分の考えを深めていたのです。

それだけ「問い」の力は大きいのですが、一方で普通の人間にそこまで問いを持ち続けることはできません。

授業中に考える訓練はしていても、日常の中で問いを把持し続ける訓練は受けていないからです。

コーチングを受けると、セッション中は問いに意識を向けざるを得なくなります。しかも、問いだけに集中しているため、強烈に問われたことが頭の中に定着し、セッションを受けた後も勝手に問いが脳内再生され、考え続けることになるのです。

しかし、この変化も時間が経過すれば徐々に薄れていくのではと思います。

もちろん自分で問いを持ち続ける努力は必要ですが、それだけでなく、やはり継続してコーチングを受けることで、問いを深めたり、新しい問いを持ったりすることが大事なのでしょう。

これから継続的に受けていくことにしたため、これからの自分の発展が楽しみです。

それと共に、人との対話の中で自分の思考を深める、ということをもっと日常的に行っていくべきだとも思います。

コーチングの時間だけでも非常に大きな気づき、変化があったのですから、日常のレベルをそれに近づけて行ければ、成長スピードはそれだけ速まるのではないか。

たとえば剣術の関係者や周りの人と、もっと思考を掘りさげていくような問いベースの対話をしていく方法を考えれば、もっと成長できそうですね。

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