「生きづらい」「将来が見えない」「不安」という声を、多く聞くような社会になったと感じます。

私と同世代でも、悩んで努力し続けている人、悩んで病んでしまっている人が少なくありません。

なぜこのような、大変な、不安な社会になってきているのでしょうか。

個人の悩みにつながる問題には「家族・育ち」「経済・労働(仕事)」「人間関係」「健康・身体・病気」などに関するものが多いです。

これらの問題が増えてきた背景を大きくまとめてしまうと、近代化以降の社会の変化に起因すると考えています。

現代の日本社会では市場化によって多くのものがおカネによって取引されるようになりおカネを稼ぐこと、おカネを持っていることが重大事になりました。

また、個人主義が進むことでよって立つ価値観が少なくなり、多くのことが自己決定&自己責任で行わなければならなくなりました。そのため、個々人の悩みは当然ながら増えます。

さらに「村・地縁関係」「親族・家族」「同業の組合」といった共同体的関係が崩れ、「企業」「核家族」「個人」を主体とした関係が増大しました。他人とゆるやかに支え、助け合う関係が減ってしまい、個人は自由である一方、他人に頼りにくくなりました。

このような社会の変化の結果、社会・経済・政治の大きな流れ・大きな力に対して、私たちは個人として対抗しなければならなくなりました。

しかし、一人の人間が持つ力は弱いものです。

そのため、社会の大きな流れや力に左右されやすくなり、生きづらさを感じるようになってきていると考えられます。

私が考えるのは、この社会の中で様々なパワーを身に着けて上昇していこう、ということではありません。そうではなく、社会に流されずに生きるために自治的・自律的な空間、関係を広げていくことを目指したいのです。そのためにはさまざまな実践を積み重ねて生活を改革していく必要があります。

日常的なところから考えると、個人事業(生業)、独学、健康、武道(身体の発達と主体的精神)、発信・コミュニケーション・webでの関係構築、自炊、自給などから取り組むことで、生活のコントロールを自分の手に取り戻していけるでしょう。

このような総合的なアプローチによって生活を自分でコントロールできるようになり、心身健康で主体的な人を増やしていきたい、というのが私の人生におけるコンセプトです。

これらは自分が実践してきたことでもあるため、このブログを通じて多くの人に伝えていければと考えています。

執筆者: ふかや としふみ