思考を変える

セルフイメージに縛られて疲れていませんか

2023年8月6日

こんにちは、ふかや均整院の深谷です。

整体の施術を受けに来るお客様のお体を観察すると、体が緊張し精神的にも緊張している方が少なくありません。むしろ、ほとんどの方がそういう状態かもしれません。

精神的にも緊張している理由の1つは、お体の不調、特に痛みなどで不快感があったり、痛みが原因で睡眠が十分にとれていない場合があるから、ということがあります。

そしてもう1つが、精神的な問題からお体の不調が出ているという場合です。

精神的な問題といっても、いろんなものがありますよね。

お客様から聞くのは「職場に嫌な人がいる」「仕事が忙しすぎる」といった仕事のことや「小学生の子供がやんちゃすぎる」といった家庭の問題などさまざまです。

しかし、そのさまざまな悩みの中に共通する要素として「セルフイメージに縛られている」ことがあるのではないか、と感じています。

セルフイメージとは

セルフイメージとは、簡単にいえば「自分に対するイメージ」です。

これは過去の生き方、経験、さまざまな出来事から形成されますが、特にネガティブな出来事から自分のことを強く恥じたり、大きな失敗をして自信をなくしたような経験があると、セルフイメージも傷ついてしまいます。

その結果、自尊心が低い、自分を無価値だと感じる、チャレンジする勇気がない、人と接するのが怖い、といったネガティブな性格にもなりえます。

このようにセルフイメージがよくない状態のままだと、ちょっとしたことで傷ついてしまったり、小さなことで悩んでしまうことにもなります。

明るく、前向きに過ごしたいと思っても自分のイメージが「暗い」「悲観的」といったイメージなら、そのように過ごしてしまいます。

つまり「自分はこういう人間」という思い込みによって、普段の精神状態が縛られてしまうのです。

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セルフイメージ次第で体の状態も変わる

そして、精神状態がそのような感じだと、それは身体的にも緊張という形であらわれます。

ストレスに翻弄されやすかったり、傷つきやすかったり、悩みやすかったりすると体はガチガチになります。脅威から自分を守ろうと体が固まるのです。

たとえば、急に近くで雷が落ちたときのことを想像してみてください。

肩がすくみ、首に力が入り、眉間にしわがより、背中は丸まり、拳を固めて肘を曲げます。もっとひどい(?)方だと亀のように体を丸めてしまうかもしれません。

健康な方なら、このようにストレスにさらされても、しばらく時間がたてば体の状態も正常に戻ります。

しかし、セルフイメージの問題があり緊張しやすい、ストレスを感じやすい方であれば、時間がたっても体には緊張が残る場合があります。

すると「肩がすくみ、首に力が入り、眉間にしわがより、背中は丸まり」という状態が日常の姿勢にもあらわれます。

そのような姿勢が続けば、肩こり、首こり、頭痛、腰痛などになることは想像できると思います。

このような方に向けて整体の施術をするのですが、自分でできるケアとしてはセルフイメージを変えることもおすすめします。

セルフイメージは変えられる

一度ネガティブなセルフイメージが形成されてしまったからといって、一生そのままなわけではありません。

セルフイメージを変える努力をすることで変えることができます。

その一つの方法として、セルフトークを活用する方法があります。その具体的な方法は以前、下記の記事に詳しく紹介しました。ぜひ参考にしてみてください。

セルフトークとは

ここでは詳しく紹介していますが、それほど難しく考える必要もない気もします。

簡単にいってしまえば、

  • 自分が自分に対してどういうイメージを持っているか、どういう人間だと思っているか把握する(ノートに書きだすなど)
  • 自分がどういう人間になりたいかイメージし、それを言葉にする
  • こまめにその言葉を思い出したり読み返したりし、自分のセルフイメージを変える

といったことになると思います。

「自分を変えるのは大変」と思うと、行動する腰が重くなります。

そのため、まずはシンプルに考えて、すぐにやってみることをおすすめします。

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