フリーランスにとって「タスク管理」はとても重要なことです。
自分の「時間」という限られたリソースを、最大限効率良く使うことで、業務の質を最大化する。
そのための方法がタスク管理なのです。
タスク管理のメリットについては、いろいろな書籍やブログでも言われていることですが、私が感じる最大のメリットは「いま」にとことん集中できることです。
やるべきことが整理できていないと先のことが気になる
人からの指示待ちで仕事をする人と違って、フリーランスの場合は、すべての仕事において、自分で自分の指示をして仕事を進めていかなければなりません。
さらに、定時も決まっていないため、自分で自分の時間や業務をコントロールしなければ、
「ダラダラと仕事をし続けてしまう」
「割り込みの仕事が入って、プライベートが圧迫される」
「目の前の仕事に集中できない」
といったことが起きかねません。
実際、フリーランスで働いている人は誰でも経験があるのではないでしょうか。
私も、このような経験がありました。
こんな状況になると、仕事の時間が増えるだけではありません。もっと悪いのは、先のことが気になって目の前の仕事に100%の集中ができないということです。
その日の業務を漠然としか把握できていないと、スケジュールが変更になることにイライラしたり、先に控えている重い仕事が気になったりして、今目の前にある仕事に集中できなくなるのです。
そんな状況は、仕事中に限らず、プライベートの時間も蝕んでいきます。
プライベートの時間の中でも仕事が気になり、
「もう遅い時間だけど、気になる仕事を片付けておこう」
などと考え、結局仕事の時間が延びたり、仕事を気にすることでプライベートの時間もリラックスできなかったり、、
こんなことになりかねないのです。
タスク管理で「いま」に集中できる理由
私自身、タスク管理がうまくできずに生活が圧迫された経験があるため、上手くできるようになってから、その効果をとても実感しているのです。
タスク管理が上手くできると、先のことを気にする必要がなくなります。
先の仕事は、決めた時間に行えばいいからです。
割り込みの仕事が入っても「あの仕事を明日にずらせばOKだな」とすぐに判断して、今の業務に戻ることができます。
瞬時に段取りを組めるようになるため、先のことを考えたり悩んだりする時間が大幅にカットできるのです。
その結果、目の前の仕事にとことん集中することができ、仕事の質も上がります。
タスク管理を徹底すれば時間も短縮できるため、より短い時間で、より質の高い仕事ができるようになっている実感があります。
絶えず改善し続けることが大事
とは言え、私のタスク管理の方法も、まだまだ改善の余地があると感じています。
そのため、これからも絶えず「もっと良い方法はないか」「もっと改善できることはないか」と考え続け、より良い方法を工夫していくことが大事ですね。
■剣術師範、整体師(身体均整師)、ライター。セルフケア・トレーニングのオンライン教室運営中。
■池袋周辺で施術・トレーニングを行います。【旧:ふかや均整院】
■現代人の脳・感覚の使い方の偏りや身体性の喪失を回復するために【suisui】という独自のプログラムをオンライン教室中心に運営しています。