ストレングスファインダーをご存知でしょうか?
ストレングスファインダーというのは、アメリカのギャラップ社が行っている適性テストの一種です。自分の強み、弱みが34の資質でランキングにされ、自分の資質を知ることができます。
私は2017年の4月に、会社の研修で1度受験したことがあるのですが、フリーランスになり、生活も仕事もガラッと変わったことで、ストレングスファインダーの結果も違ったものになるのではないかと思い、今回再度受験してみたのです。
約1年半ぶりに受験したのですが、結果は大きく変わっていました。
最下位と最上位が入れ替わった今回のストレングスファインダー
さっそくストレングスファインダーの結果を見てみましょう。左列が2017年4月のもので、右列が2018年12月(今回)に受けたものです。
ご覧の通り、会社員時代に34位だった「戦略性」は1位になり、逆に1位だった「調和性」は33位まで下落しています。
また、全体を見てみると、戦略性(赤色)の資質が全体的に上位に来て、実行力(紫色)は全体的に上位から中位くらいまで下がっています。その代わりに、以前は中位以下にあった影響力(オレンジ色)が、上位に食い込んでいます。人間関係構築力(青色)は全体的に下位を占めており、これは前回も今回も変わりません。
なぜこれほど順位が変わったのかを考えると、会社員時代は組織にいることに強いしがらみを感じており、抑圧されたような感情を持っていたため、自分の本来の資質が押さえつけられていたのではないかということです。
私は昔から組織、集団の中で動くことが非常に苦手だったので、会社員時代は正常な結果が出なかったのではないか、と思うのです。
また、フリーランスになって自由に主体的に働くようになったことから、将来についても自由に描けるようになり、その結果、戦略性や影響力の資質が上位に入ってきたのではないかと思います。
とは言え、私はもともと人間関係構築力には苦手意識を持っており、それは今も変わらないため、この点に関しては今も昔も変わらないということなのではないでしょうか。
実行力が下がっているのは謎ですが、むしろ影響力等の資質が上位に出たため相対的に下がった、と解釈できそうです。
ストレングスファインダーの結果をどう考えるか
前回とは大きく変わったこともありましたが、全体として納得のいく結果ではありました。
さらに、別の記事で紹介したウェルスダイナミクスの結果と合わせて考えると、ストレングスファインダーの結果を活かす方法も分かってきます。
ウェルスダイナミクスの結果では、私はビジョンベースで動くスターターとしての役割を持っており、一方で実行後の些末なことには気が回らない資質を持っているということでした。
ストレングスファインダーの結果を見ると、本来私は実行力は高くなく、戦略やビジョンを描いて自立的に行動していくのが得意な資質を持っているようです。
これらの結果を合わせて考えると、私は自分のやりたいことについてどんどんビジョン、戦略を描いて実行し、実行後のサポートや人間関係周りのことを、それが得意な人に支えてもらうことができれば、自分の才能を活かした働き方・生き方ができるのではないかと思いました。
漠然と、私の課題は人とのコラボレーション、チームとしての働きを目指すことにあるのではないかと思っていたのですが、やはりこの方向性で間違ってなさそうです。
2018年は終わりに近づいていますが、できる範囲で人とのコラボレーションについて考えて、実行できることから手を付けていこうと思います。
■剣術師範、整体師(身体均整師)、ライター。セルフケア・トレーニングのオンライン教室運営中。
■池袋周辺で施術・トレーニングを行います。【旧:ふかや均整院】
■現代人の脳・感覚の使い方の偏りや身体性の喪失を回復するために【suisui】という独自のプログラムをオンライン教室中心に運営しています。