フリーランスの働き方

【在宅ワークにはポモドーロテクニックが最適】メリットと具体的な方法

在宅勤務ではポモドーロテクニックがおすすめ

近年在宅勤務をする方が増えてきていると思います。

私はすでに何年も在宅勤務をしてきましたが、在宅勤務を始めたばかりの方は、

  • 仕事に集中できない
  • プライベートとのメリハリがつけられない
  • うまく休めず疲れがたまる

という方も多いのではないでしょうか。

私の経験上、在宅勤務・在宅ワークでは、うまく自分をコントロールする習慣をつけないと、だんだん疲れが溜まったり、仕事が進まない状態になりがちです。

私がおすすめしたいのがポモドーロテクニックです。

これはは30分単位でやることを区切り、25分の間はとことん集中して作業する時間の使い方のことです。

私は、ポモドーロテクニックを使うことで、非常に効率的に仕事を進めることができています。

詳しく説明しますので、気軽に読んで取り入れてみてください。

1章:在宅勤務におすすめ!ポモドーロテクニックとは

ポモドーロテクニックについて、詳しくは以下の本でも説明されていますが、ここでは簡単にその方法を紹介します。

1-1:25分の作業+5分の休憩を繰り返す

まず、基本のルールとして、25分作業を行い、その後5分の休憩をとるということを1つのセットとして繰り返します。

やり終わるまでに2時間かかると思われる作業があった場合、一気に2時間集中しようとするのではなく、それを4分割して30分刻みで行います。

このように、30分という短い時間手作業を繰り返すことで、高い集中力を保ち続けることができるというのがポモドーロテクニックの考え方です。

この30分をひとつのセットとするというのが、最も基本的なルールであり、このルールは絶対に崩しません。

そのためどんな作業も30分単位に刻み、25分作業をして5分休むというサイクルを必ず繰り返します。余力があるからといって1時間ぶっ続けで作業したりしてはいけません。

1-2:3~4セットごとに15分の休憩を入れる

ただし、実際にやってみると分かりますが、25分とことん集中して作業すると、たとえ間に休憩を入れていても、何セットも繰り返すうちに疲労がたまってきます。

疲労がたまると、集中力が落ちてしまうため、このポモドーロテクニックの強みである、強い集中力を維持し続けるというメリットが活かせません。

そのため、この30分セットは3から4回続けたら間に長めの休憩を入れることが必要です。

ポモドーロテクニックの考案者の本によると、30分セットを3回から4回続けたら、15分から30分くらいの休憩をとることが望ましいようです。

私の経験上も、30分セットをひたすら繰り返すよりも、3、4セットごとくらいに長めの休憩を取った方が、1日を通して集中力が長続きします。特に作業が多いと、ぶっ続けで作業したくなりますが、あえて休むことが大事なのだろうと思います。

1-3:作業時間内は他のことは一切やらない、考えない

基本的なルールはの通りなのですが、心がけとして大事なのが、集中して作業する25分間の間は他のことは一切やらない、一切考えないということです。

私自身についてもそうなのですが、実際に25分間作業しようと思うと他のことが気になったり、決めたこと以外の作業に手をつけたくなることが頻繁にあります。

人間誰しも頭の中はとっちらかっていて、気が散りやすいのが普通なのでしょう。

その本能的な気の散りやすさを押さえて、一点集中するという仕組みがポモドーロテクニックです。

作業中に他のことがやりたくなったり、何かアイディアが浮かんできたりした場合は、手元にメモ帳やノートを置いておいてそれに思いついたことを書いておくといいでしょう。

そして書いた瞬間に忘れるということが大事です。

メモするのを忘れるためであり、その一瞬だけ逸してしまってもすぐにまた元の作業に戻って集中することが大事です。

この本の中には他にも具体的なテクニックが紹介されていますのでぜひ読んでみてください。

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2章:在宅勤務にポモドーロテクニックがいい理由

2-1:メリハリをつけて集中できる

在宅勤務にポモドーロテクニックがいい理由の1つは、メリハリをつけられるということです。

在宅勤務だと直接近くで監視してくれる人がおらず、人の目がないとどうしても怠けてしまうものです。

そのため在宅勤務を続けるほど、

  • 仕事が思ったよりも進まない
  • 効率が悪くなっている
  • プライベートとの区別が付けられずダラダラ仕事をしてしまう

といったことになりやすいです。

私も一人で仕事を始めた頃は、自分の怠け心をいかに抑えてメリハリをつけて毎日過ごすか悩んだものでした。

短期的には、周りの目がなくて楽だと感じても、長い目で見ると仕事の効率が落ちて自分にとって良くないことになります。

ポモドーロテクニックをうまく使えば、強制的にリズムを作りその時間内で深く集中力を発揮することが可能です。

そのため人の監視がなくても、メリハリをつけて仕事をすることができるのです。

2-2:休憩を小刻みにいれるため疲れにくい

私の経験上、一人でずっと仕事をしていると、うまく休憩を取れずに仕事をぶっ続けで行ってしまって疲れをためてしまうということがよくありました。

休憩なんて勝手に取ればいいのですが、どうしても、

  • この仕事が終わるまで休みたくない
  • 今集中できてるから作業止めたくない

などと考えて休まずに行ってしまうことが多いのです。

作業に集中できているときは休憩時間が「無駄な時間」に思えてしまい、とりたくなくなるのです。

ポモドーロテクニックを使えば、強制的に小刻みに休憩を入れられます。最初は休憩が多すぎるようにも感じますが、一日中集中して作業したい場合は、最初からこまめに休憩を入れておくことが大事です。

休憩中に軽く体を動かしたり、目を休める、深呼吸するなどを行うと、時間集中し続けても疲れがたまらないのでおすすめです。

2-3:自分で時間管理しやすい。

在宅勤務では、1日のスケジュールを自分で決めてその通りに行っていかなければなりません。

ここで難しいのが、自分で正確に作業の内容を見積もって、タイムマネジメントしていくことです。

ポモドーロテクニックでは、30分刻みで細かく扱うため、時間管理がしやすくなります。

長い時間かかる作業は3分割や4分割して行えばいいですし、すぐに終わるような雑務は、ひとつのセットの中で一気に終わらせるようにするとやりやすいです。

また、在宅勤務に限らず家での勉強や趣味の作業を効率的に進めたいという場合も、ポモドーロテクニックを使って細かく時間を分割して管理すると、1日のスケジューリングを行いやすく計画的に進めていくことができます。

タイムマネジメントの方法にも色々なものがありますが、ポモドーロテクニックというシンプルなルールで一貫させてしまうと続けやすいです。

3章:在宅勤務でポモドーロテクニックを使うときの注意点。

これから在宅勤務でポモドーロテクニックを実際にやってみようと思われている場合は、下記の注意点を守って実践することをお勧めします。

3-1:ルールを厳密に守る。

まず大事なのは、微小で説明したルールを厳密に守るということです。

最初はまだしも慣れてくると、

  • やっぱり25分では疲れないから一気に1時間仕事しよう
  • まだ疲れてないから休憩は入れなくていいだろう
  • を意識するのが面倒だから適当にやってみよう

などと考えてしまうことがあります。

しかし、私の経験上は、その場の思いつきでルールを変更してしまうと後からリズムが崩れてうまく続けることが出来なくなってしまいます。

そのため大事なのは、最初に決めたルールをとにかくちゃんと守るということです。

ポモドーロテクニックのルールは非常にシンプルで難しくありませんので、是非続けてみてください。

3-2:休憩中はデジタルデバイスから離れる。

ポモドーロテクニックの5分間の休憩中は、デジタルデバイスから離れることをおすすめします。

人間何となく過ごしていると、ついつい無意識に色々なことをやってしまいます。現代人の場合は特に若い人はほとんどが日常的にスマホを扱っており、依存的な状態にあるそうです。

そうため、休憩中に気を抜くと自然にスマホに手を伸ばしてしまう方も多いのではないでしょうか。

集中して25分間作業した後の脳は、かなり疲れた状態です。スマホに手を伸ばすのはなんとなく気楽かもしれませんが、また目を使って色々な情報を頭に入れてしまうとやはり脳が疲れてしまいます。

これでは休憩にならず、1日の後半で疲れてしまったり、次の日にも疲れを残してしまったりします。

休むときは意識して休むということが大事です。

そのため、この5分間の短い休憩の間は、スマホなどのデジタルデバイスからも離れて脳や目をしっかり休ませることが大事です。

逆に、デスクワークの人の場合は体を動かしていないため、休憩時間に体を動かしておくと疲れにくくなります。

3-3:1日に作業を詰め過ぎない。

ポモドーロテクニックは、短時間の間に深く集中することを何度も繰り返すやり方です。

私の経験上、1日に5、6時間やるとかなり頭が疲れてきます。私は結構慣れてきたため、今では1日にして8時間ポモドーロテクニックを行うこともありますが、最初からこれほど集中して作業すると疲れやすくなるかもしれません。

そのため、最初は自分の疲れ具合をチェックしながら、できる範囲で続けてみてください。

頭が非常に疲れてしまったときは、30分くらいの長めの休憩を入れて仮眠を取ることをお勧めします。

大事なのは、ポモドーロテクニックを長く続けることではなく、1日のうちの生産性を上げて時間を効率よく使っていくことです。

そのためには疲れ切らないように進めることが大事です。

疲れたときは勇気を出して休む、作業する時間を長くしすぎないということが長い目で見て結局効率的になりますので、目的からよく考えて行動をするようにしましょう。

4章:在宅勤務でもメリハリをつけて仕事を早く終わらせること。

在宅勤務だからといってダラダラ仕事をしていると、無駄な時間を使ってしまい、せっかく移動時間などが減っても自分の時間を減らしてしまうことになります。

そのためこの記事で紹介したポモドーロテクニックなどの方法を工夫して取り入れ、在宅勤務での自分のリズムを作り上げていくことを意識してみましょう。

うまく自分の時間を作って、空に自分の能力を向上させたり、趣味に時間を使えるようにしていくと、人生はもっと面白くなるはずです。

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