フリーランスの働き方

「情報が無料」な時代の弊害と情報収集のポイント

2021年8月20日

最近では YouTube や Twitter、Instagram、ネット上にあるさまざまな情報サイトや個人ブログを見ると非常に有益な情報が紹介されているのが当たり前になりました。

これらの情報は昔ならお金を払ってセミナーに行ったり、お金を払って本を買ったりしなければ得られない内容だとでしょう。

このように、誰でも検索テクニックさえあれば無料で有益な情報が得られる時代は、便利である一方で弊害もあると感じています。

具体的には、無料であるぶんその情報の内容は発信者によって歪められていることも多いということです。

このような時代に、どういうことに気をつければいいのか、自分がいる情報はどのように選んで行ったらいいのか説明します。

1章:情報が無料であることが当たり前になった

少しネットで調べてみると、生活に身近なところだけでもお金のこと、病気のこと、健康のこと、家電のこと、スマホやパソコンなど電子デバイスのことなど、あらゆる情報が非常に分かりやすく紹介されています。

このように、ネット環境さえあれば有益な情報に誰もがアクセスできるという時代は、人類史上初めてなのではないでしょうか。

地域や環境によっては、書籍や学校教育よりも Web有益な情報にアクセスする方が可能であるという場合も少なくないと思います。

このような状況は、情報格差を是正する良い傾向であるとインターネット業界の人々はいうでしょう。

実際そういう面は否めません。

しかし、ネットの良い面だけに注目していると落とし穴があると思います。

2章:情報発信者は情報そのもの以外の所からお金を取るようになった

そもそもなぜ情報は無料で得られるようになったんでしょうか?

もちろん趣味で、自分の好きなことを発信したいという人も多いでしょう。しかしそれだけでありません。情報は、発信者がただの善意で発信しているものばかりではなく、広告収入を得ることを目当てにしている場合も非常に多いです。

ブログも YouTube もTwitter も、アフィリエイトやを利用することで、閲覧者からはお金を取らずとも、発信者お金を得られる仕組みが作られています。

私もこのようなブログを運営しているため、そのような発信者の一部ではあるのですが、私はあくまで自分にとって本当に良いと思った情報だけをここでお伝えするようにしています。伝える情報を自分の利益のために歪めたりすることはしないようにしています。

しかし、世の中はもちろんそのような人ばかりではありません。

ネットの一部で担ぎ上げられているような、いわゆる「インフルエンサー」のような多くはアフィリエイト収入によって大きな利益を得ています。

「それでも有益な情報を発信してくれるなら、問題ないのではないか」と思われるかもしれませんが、問題はいかにも中立的な態度を装っていても、その発信される情報はできるだけ利益が得られる内容になるように歪められていることも多いということです。

3章:無料だからこそ情報はゆがめられる

情報発信自体で発信者は利益を得られないのですから、情報が無料であるからこそ別のところで利益を得なければならなくなり、情報が歪められることが増えたのではないかと思います。

発信者からすれば、自分の成果になるように情報を伝え、自分の成果にならないことは伝えない方が利益になります。ネット上の情報の多くの部分が、セールストークで占められるようになりました。

これはもちろんここ数年のことではなく、このような仕組みが現れた十数年前からであると思います。

しかしここ数年は、ブロブもYouTubeも個人が始めるハードルが非常に低くなり、お金を得やすくなったため、Web 上には玉石混交の情報が増えたように感じます。

私も自分が詳しい知識を持つ分野で調べごとをしていたら、非常に曖昧で誇張を含んだような内容の情報が多く存在することに気づきました。

多くの情報が無料になり発信者になるハードルが下がったことから、専門家でもない人が自分の曖昧な知識で情報発信しそれでお金を得ようとする傾向が強まっているんだろうと思います。

状況では、ネットを利用するを個人に必要とされる情報リテラシーはより強く求められるようになるだろうと思います。

4章:情報がゆがめられる時代の情報の選び方

このような時代においては、下記のような点に注意して情報を集めることが大事だと思います。

4-1:触れない情報を決める

現代では何もしなくても情報の方からどんどん押し寄せてきます。

そのため、触れない情報を決めて見ないようにすることが大事です。

具体的には、

  • 特定の SNS (Twitterなど)は一切やらない
  • YouTube は一切見ない
  • ニュースアプリは使わない
  • 決めた調べ物以外のネットサーフィンは一切しない
  • ビジネス書は読まない

などです。

上記のことは私も完璧に実践しているわけでもないですが、ある程度続けています。

4-2:得る情報源を絞る

上記のことと表裏一体ですが、捨てる情報を決めたうえで自分が積極的に取っていく情報源もある程度決めています。

具体的には以下のようにしています。

  • 新聞は紙の新聞を読みたいときだけコンビニで買って読む
  • 自分が決めた分野の学術書や歴史書などだけ読む
  • フィードリーを使って読みたいブログだけ更新情報を受け取る
  •  SNS はフォローする相手を厳選し頻繁に見直す

これは私が実践している内容の一部にすぎませんが、このように決めておくことでなんでもかんでも情報をキャッチしてしまって惑わされるということがなくなります。

特に自分が専門とする分野や、時事的なテーマについては、信頼できる発信者を見つけておくと良いでしょう。テーマごとに「経済に関してはこの人」「国内政治に関してはこの人」「 日本史に関してはこの人」というように決めておくと余計な情報に振り回されなくなります。

このように情報源を絞ってしまうデメリットは、特定の情報だけに触れることによって自分の考えが偏ってしまうという点です。

このデメリットをカバーするために、情報を厳選しそのルールを厳しく守るだけでなく、余裕の部分を作っておいて自分と相容れない意見を主張する相手の本を読んでみるとか、流行の本も目を通して見る、新聞は自分が読みたいタイミングで普段読まない新聞社のものも複数買って読み比べてみる、などを行ってみると良いでしょう。

4-3:情報にお金を払う

この記事で解説してきたように、無料の情報は発信者が別のところから利益を得るために、一見中立的に見えてもその中身は歪められている場合があります。

そのため情報を得ること自体にお金がかかるものは、逆に信頼できる場合も多いです。

具体的には、

  • 学者や研究者、専門家がしっかりと調べて書いた書籍
  • 専門分野における有料セミナー
  • まともな機関が運営している学校・教育施設

などです。

特に私は、学校に通い直して学んでいくことが大事だと考えています。例えば、放送大学は、年間数万円程度でも籍を置くことができ、さまざまな専門家による授業を受けることが可能です。

日本ではまだ、専門学校や大学を卒業したら学習することは終わり、と考えている人も多いようですが、情報が溢れている時代だからこそ、専門的で学ぶのが大変な学校に通って正確な知識を身につけることがより大事になっていると思います。

私も、まだまだ実践している途中ではありますが、このように自分で触れる情報を選択しておくと自分なりのものの見方考え方を磨いていくことも可能になっていると実感しています。

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