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コーチング初回セッションで自己理解が深まった!自分の手綱を自分で握る大事さについて

2018年10月26日

コーチングで自己理解を進める

先日、コーチングの初回セッションを受けました。以前受けた体験セッションと同じ方で2度目でしたが、今回もたくさんの収穫がありました。

初回セッションは、厳密にはコーチングではないのですが、コーチングの考え方を学び、いくつかのワークを行ったことで、自己理解が一層深まりました。

コーチからは、初回セッションを通じて「アンテナを立てる」ことが大事と言われましたが、セッションから数日経って、自己理解がさらに深まり続けている実感があります。

今回は、初回セッションを受けて得たことを書きます。

自分の過去の捉え方が変わった

初回セッションとその前に行ったワークでは、自己理解を深めるワークがいくつかありました。

その一つが、15分ほど自分の過去を物語として、コーチに語るというワークでした。

このワークを通じて、私は自分の過去を捉え返し、素直に受け入れ、自分のことをかつてない深さで理解することができたように感じています。

自分で考えても分からなかった疑問

私はこれまで、何度も自分の過去を振り返ってきました。

それは、これまでに自分が行ってきた行動、選択が、世間一般的なものとは多少異なるものであり、その行動、選択をした理由が自分でも分からなかったからでした。

たとえば、

  • なぜ小学校、中学校、高校時代に学校になじめなかったのか
  • なぜ小学校時代に親や先生の言うことを聞かなかったのか
  • 目立ちたくなかったのに、目立つような行動をとっていたのはなぜなのか
  • 高校時代、友達がたくさんいたのに中退したのはなぜなのか
  • 大学時代、いろいろな活動をするほど自分の中にモヤモヤとした感情が生まれたのはなぜだったのか
  • 会社の研修が、あれほど嫌だったのはなぜなのか

これらは、すべてセッションで話したわけではありませんが、15分の物語にまとめるために、事前にメモを作る中で自分で考えたものです。

これらについて、私はこれまで一人で何度も考えてきたのに、明確な答えを出せていませんでした。

いえ、正確に言うと、当時の事を振り返ることを心のどこかで拒んでいて、まっすぐ向き合ってこなかったのだと思います。

そのために、自分で考えるだけでは、自分の行動、選択をうまく説明できなかった。説明してみても、それはどこかウソっぽく、自分の本音ではないと感じていたのです。

コーチングという場のおかげで自分の心に素直になれた

しかし、コーチングは決して少なくないお金を支払って受けています。さらに、せっかくプロの力を借りられる場で、自分の本音を掘りさげなければ、自分と向き合う貴重なチャンスを無駄にしてしまいます。

そのため、今回は、本当に自分の本音と向き合って、過去の行動、選択と向き合うことができました。

その結果、自分の過去に起こった、決して楽しい気持ちでは振り返られないたくさんの出来事を、かつてない深さで、正確さで捉え返すことができました。

以前の私なら「過去を振り返ることって、そんなに大事なこと?」

と考えていたかもしれません。

しかし、実際に過去を振り返り、自分の当時の本音を見つけることで「自分が本当はどんな人間なのか」を理解できたと思います。

これが、自己理解の第一歩なのでしょう。

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自己理解が深まると自分の手綱を自分で握れる

自己理解を深めることには、どんな良いことがあるのでしょうか。

私は、自己理解を深めると自分の手綱を自分で握れるようになると感じています。つまり、自分のことを、より楽にコントロールできるようになるということです。

自己理解を深めるということは、

「自分が何を快適に感じ、何を不快に感じるのか」

「自分はどんな状況だと力を出せ、どんな状況だと力が出せないのか」

「自分はどんなことに癒やされるのか、どんなことに怒るのか、それはなぜなのか」

「今の自分が何に不満を感じ、何に幸せを感じているのか」

といったことが理解できるということです。

これらが分かると、不快になりそうな状況や自分の力が出せないような状況は事前に避けたり、対策を練ったりすることができます。これが分かっていなければ、その状況になってはじめて「何か不快だな」「何か頑張れないな」と気づくことになります。

また、どんな行動、選択をすれば自分の幸せを最大化できるのかも理解出来ます。

自己理解を深めるほど、自分をコントロールしてこういった失敗を避けることができるのだと思います。

私はこれまで、自分で自分のことを「扱いにくい」と感じていましたが、自己理解を深めることで、最近は少しずつ自分をうまくコントロールして、楽にいろいろな成果を出せるようになっているように感じます。

「アンテナを立てる」ことでさらに自己理解が深まる

さらに、初回セッションでは、最後に「初回セッションの目的はアンテナを立てることにあるんです」とコーチから言われました。

自分の本音と向き合うことで、セッション後の日々の生活の中で「アンテナ」を立てることができます。

アンテナを立てると、

「自分は今、なぜこう感じたんだろう?」

「自分はなぜ、この選択を取りたいと思っているんだろう?」

「自分はなぜ、この方法でなければならないと思っているんだろう?」

といったことを絶えず感じるようになります。

これは、私が前回の体験セッションの記事で書いた「頭の中に問いができる」という考え方とも繋がるものだと思います。

絶えず考える習慣ができることで、自分の本音や価値観をさらに深く理解でき、その結果自分をよりコントロールしやすくなっていくように思います。

次回のセッションは1ヶ月後ですが、それまでに自分がどれだけ変化しているか楽しみです。

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