今年の夏は本当に暑かったですよね。
私は福岡生まれ・福岡育ちですが、子供の頃から暑さが苦手で夏は体力が60%くらいになる気がします。さらに汗っかきなので、外を移動した後に仕事に取りかかろうとしても、15分くらいは汗がひかず集中できない。
そのため、今年の夏は可能な限り家から出る時間を減らして生活していました。
しかし、毎年夏季の3ヶ月くらいを体力&集中力を削って生活することは、すごく損してるな〜とも思っていました。
そこで、暑さに慣れるトレーニングはないのだろうかと思って調べていたところ、人間には暑さに慣れる機能があることが分かりました。
そこで、これからは来夏に向けて、暑さに慣れるトレーニングを生活に組み入れていこうと思います。
暑さに慣れる機能「暑熱順化」とは
環境省が作ったサイトのページに、人間の暑さに慣れる機能についてまとめられたものがあります。
ポイントを整理すると、
- 人は発汗と皮膚の血管の拡張によって体温調節する
- 鋭敏に体温調節できる人とそうでない人がいる
- 激しい運動をした後に糖質とタンパク質を摂取すると、発汗&血管拡張機能が高まる(若者なら5日程度から効果が出る)
- 身近な糖質+タンパク質が摂取できるものはミルク
ということです。
また、花王が作った「暑熱順化」のページを見ると、暑熱順化ができると以下のように身体に変化が起こるそうです。
- 皮膚の血液量の増加
- 汗で排出される塩分の減少
- 体温が上がりにくくなる
- 水分補給で体液量が回復しやすくなる
そのための方法としては、汗をかく運動やお風呂が上げられています。
他にもいくつかのサイトや論文を読んでみましたが、やはりトレーニングによって「暑熱順化」つまり暑さに身体を慣れさせることができるようで、その方法としては運動やサウナなど、汗をかく行為があるようでした。
つまり、日頃から暑い中で運動し、たくさん汗をかく生活をしていれば、暑さに慣れていくのですね。
脂肪は熱を貯め込む
さらに、脂肪には断熱効果があるため、太っている人ほど身体から熱が逃げにくく「ずっと暑い」状態になるようです。
逆に言えば、痩せると身体の熱が逃げやすくなり、太っている人よりも早く暑さから解放されるようです。
つまり、
- 日頃から運動し、汗をかく
- 運動後に糖質+タンパク質を摂取する
- 痩せる
ということで暑さに慣れていくようです。
「暑熱順化」を生活に取り込むには
私は、今年の夏より少しでも暑さに慣れ、体力&集中力を持った上で来夏を迎えたいです。
そして現状では、
- 運動はしているものの、筋トレや剣術の素振り、型稽古が中心。
- 大量の汗をかく運動を長時間することがなく、暑さに長時間耐えるような習慣がない
という問題があります。
そこでこれからは、
- 週3程度はジョギングして大量に汗をかく
- サウナに行く習慣を作る
というように習慣を変えて、生活の中に暑さに慣れる習慣を取り入れたいと思います。
幸い、家から3分くらいのところに温泉があるので、これからの寒くなる時期でもサウナや温泉で暑さに慣れるトレーニングができます。
さっそくこれもPDCAサイクルで管理していきます。
■剣術師範、整体師(身体均整師)、ライター。セルフケア・トレーニングのオンライン教室運営中。
■池袋周辺で施術・トレーニングを行います。【旧:ふかや均整院】
■現代人の脳・感覚の使い方の偏りや身体性の喪失を回復するために【suisui】という独自のプログラムをオンライン教室中心に運営しています。