フリーランスの働き方

築山節『「疲れない脳」のつくり方』の要約・感想

2021年4月24日

フリーランスなので在宅で仕事をしており、どうしても仕事と仕事外の時間との区別をつけにくい。そのため、これまでいろいろと自分で調べたり工夫したりしてきたが、以前読んだこの本は、すぐに実践できるような内容のことが多く書かれており参考になった。

ここに書いてあることは、読む前から実践していたこともあったが、これを読んであらためて継続していこうと思った。

『「疲れない脳」のつくり方』の内容・要約

規則正しい生活

まず、当然のことながら規則正しい生活をすることが大事である。自分の場合は、だいたい22時台に寝て6時前後に起きるようにしており、これが定着している。しかし、就寝時間だけでなく、食事の時間、毎日のルーティン仕事をやる時間なども、ある程度細かく決めておいた方が良いらしい。

また、「朝のルーティン」も決めておいて、毎日続けるようにするといいそうだ。

こうして、ルーティンを行っていく中で、頭を理性的に働かせられるようになる。

著者の場合は、体重測定、歯磨き、シャワー、愛犬との散歩などを毎日決めて起き、その通りの順番をやっているそう。こうすることで、自分にエンジンがかかるようになると。

また、朝や午後の仕事始めは、「作業興奮」の力を借りる。作業興奮とは、簡単な作業を繰り返すうちに自動的に「やる気」が出てくるという人間の脳の仕組みのことである。いきなり難しい仕事に取り掛からず、まずは「作業興奮」できる単純作業、ルーティンを行う。これで、脳にスイッチを入れることができる。

そして夜は、途中でもあえて仕事を終えて区切りをつけること。ダラダラと続けないことが大事。

これらの習慣を続けるだけで、心身共に安定してくる。少なくとも、健康的に、元気に生活する基盤になるということだろう。

休むこと

私自身もそうだが、ついついずっと働いていたり、勉強していることが多く、一人で過ごしていると休むということがほとんどない。若いころから、休まず動き続けることを、心のどこかで「善」とし休むことを「悪」と考えているようなところがある。

しかし、著者はこのように働き続ける、動き続けることはかえって上達を妨げると言っている。そのため、意識的に休む時間、ぼーっとする時間を作り、脳に整理させる余裕を作るべきであるそう。著者は、週2回の休む時間を作ることを提唱している。

働き方

日本人は長時間残業する人が多いが、著者はそれは無駄であるという。そして、長期的に安定した仕事をするには、

  • ゆっくり仕事をする
  • 確実に仕事をする
  • 多少仕事を残す

ということが大事だという(86頁)。

長時間残業することは、脳機能にとってはむしろ害悪であるそう。

では、どうしたら長時間残業せずに仕事を終わらせられるのか。著者は、

  • 365日の間休まず、多すぎない量の一定量の仕事をやり続けること
  • 自分の頭がさえる時間(1日3回くらい)を把握し、その時間に集中的に仕事をすること

がいいと書いている。現在の会社員の働き方とは異なるが、自分の場合は、このような働き方にシフトすることは可能だ。少しずつやってみたい。

そして、そもそも仕事の考え方として、自分だけで頑張って成果を上げようとするのではなく、人と助け合って働くことが大事という。

この点については、自分自身反省するところがあるが、一方でフリーランスで助け合うというのは難しいところもある。とはいえ、この考え方は取り入れて、働き方を変えていきたい。

疲れについて

現代人が常に感じているであろう「疲れ」について、著者は2種類のものがあるという。

1つは肉体の疲れ、もう1つは脳や神経の疲れ。

どちらも、日常的にはそれほど区別せずに感じているものである。しかし、多くのオフィスワーカーの疲れは、肉体ではなく脳の疲れであることが多い。常に頭を働かせ、神経を緊張させているための疲れである。

しかし、このような疲れを感じて帰ってくると、寝っ転がったりして肉体を休ませつつ、スマホを見ていたりする。これでは、神経は休まらない。また、肉体は使わないままである。

むしろ、脳、神経を疲れさせて返ってきたら、肉体を軽く使って動かす方がいいようだ。

『脳が冴える15の習慣』

さらに、著者の類書である『脳が冴える15の習慣』も以前読んでいたため、これもまとめておく。

  • 私が取り入れたい部分をピックアップした。
  • 脳の基本回転数をあげるためには、何時までにこれだけの仕事を終えなければならない、といった強制がなければならない
  • 脳の基礎体力は、日常的な雑用をめんどくさがらずにやることで鍛えられるが、今はその機会が減っている
  • 平坦な画面を見続けるような、目の機能を限定的にしか使わないような生活を続けると、脳の機能が衰える(反応が遅れる、周囲の変化に気づかない、同じことを繰り返し考える、など)
  • 創造力は、活動をマルチにし人生を楽しもうとすることで高まる

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